終活プランナーとしてセミナー・イベントなどを定期的に開催しております。
エンディングノートの書き方セミナーもご要望がありましたら、お申し付け下さい。
ディグニティセラピーを基とした製本はもちろんですが、大切な方を失くして気持ちが不安定になっていたり、喪失感で押し潰されそうな気持ちの中にいる方のグリーフケアの一環として製本される方もいらっしゃいます。
自分のストーリーって、どんななの?というような質問でも構いません。ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。
10代のときに親友を事故で失いました。あまりに突然で、あまり呆気なく私の前からいなくなってしまった彼女の喪失感は想像を絶するものでした。彼女と同じところに行きたいと自殺も考えました。私を残して逝ってしまったことに怒りも覚えました。悲しみに暮れ、ふと気づくと自分だけが年を取っていました。
彼女の存在が薄れるのに怯えて、逃げるようにカルフォルニアのキャンドルウッドと言う小さな町でホームスティを受け入れてくれた牧師さんが「貴方が生きて覚えている限り、彼女は生き続けているんだよ」と私を慰めてくれました。
私がいる限り、その言葉は私の生きる意味となり、彼女は生き続ける、その言葉は私の生きる糧になりました。
日本に帰ってから私は、彼女との思い出をできるだけ鮮明に思い出し、文章にしました。
そして、ふと喪失感に襲われたときは、それを読み直しています。その中では彼女は生き生きとしていて、いつも笑っています。
もし、私と同じように生きている方がいたら、力になりたい。いつかそう思うようになり、終活カウンセラーの勉強をしている中でディグニティセラピーを知りました。
医療の一環として日本でも取り入れられているところもありますが、認知度はまだまだないと思います。
私達の仕事を通して、皆様の心が癒され、生きることの意味を見出せるようにお手伝いしたいと思っています。